はちみつQ&A

そもそも、「はちみつ」ってなんですか?

はちみつとは、ミツバチが植物から蜜を採り、それを体内で果糖とブドウ糖に分解して巣に蓄えたものです。巣の中はミツバチの代謝熱により常に35℃前後に保たれ、なおかつ働きバチの送風行動によって常に換気されている為、水分は少しずつ蒸発していき、糖分が80%以上になります。

はちみつの成分はなんですか?

はちみつの種類によって多少異なりますが、主成分は水分・ブドウ糖・果糖・ショ糖、微量成分としては鉄・ナトリウム・カリウムなどの無機質、ジアスターゼなどの酵素です。その他にもアミノ酸、ビタミンB1、パントテン酸なども含まれています。

はちみつ何年くらいもつのでしょうか?

はちみつは強い殺菌力を持っており、保存食の代表としても良く知られています。したがって、古くなったはちみつを食べても心配はありません。賞味期限は、はちみつの風味を美味しく味わっていただく意味から販売者個々の判断で充てん後1~3年をめどに決定しているものが殆どです。国産はちみつは特に風味に優れていますので、できれば古いはちみつは砂糖の代わりに煮物などに使っていただき、新しい風味豊かなはちみつを直接ご賞味いただくことをお勧め致します。

はちみつが白く固まってしまいましたが大丈夫でしょうか?

はちみつが白く固まっていく現象を結晶といいます。これは、はちみつの主成分のひとつであるブドウ糖が結晶化するからです。ですから、結晶してしまっても品質には何の問題もありません。結晶のしやすさはブドウ糖と果糖のバランスによって異なります。ブドウ糖を多く含むはちみつの方がより結晶しやすいと言えます。アカシアはちみつはブドウ糖が少なく、果糖を多く含むので、結晶しにくいはちみつの代表格です。

白く固まってしまったはちみつを元に戻すにはどうしたらいいですか?

少し時間がかかりますが、瓶のフタをゆるめて瓶ごと水につけ、少しづつ熱を加えていき、ぬるめ(35~45℃くらい)の湯煎でゆっくりと溶かしていただきますと、風味を損なうことなく元の状態に戻すことができます。60℃以上の熱をかけてしまうと、風味を損なってしまうだけでなく栄養分までも壊れてしまうことがあります。

はちみつはどのようにして保存するのが良いですか?

直射日光の当たらない場所で保存して下さい。最適温度は18~24℃で冷蔵庫に入れる必要はありません。保存容器はガラス製か陶器製のものをお勧めします。(プラスチック製は長期保存には適しません)また、スプーンは必ず清潔なものを使用し、水分や異物が混入しないようにして下さい。

はちみつのカロリーはどのくらいですか?

大さじ1杯(約21g)で約64キロカロリーです。同じ分量で比べると甘みは砂糖の約2倍ですが、カロリーは約3割も低いと言われています。甘味料を砂糖からはちみつに替えることでダイエット効果が期待できます。また、虫歯の原因菌とされるミュータンス菌の繁殖を防ぐと考えられています。殺菌力が強いので他の細菌を殺菌消毒する作用もあり、一般的な甘いお菓子よりも虫歯になりにくいと言えるでしょう。

はちみつの色が種類によって違うのはなぜですか?

はちみつの色は、はちみつに含まれるミネラル分に関連しており、蜜源の植物によって違ってきます。味の特徴としては、淡い色のはちみつはマイルドな味で、濃い色のはちみつは強い香りと風味を持つものが多いです。

はちみつに農薬の心配はないのですか?

ミツバチは農薬や水に非常に敏感である為、少しでも農薬の残留している蜜源には近寄りません。ほんの少しの農薬の摂取でミツバチ自身が死んでしまうからです。ですから、はちみつには農薬の心配はありません。

1歳未満の赤ちゃんにはちみつを食べさせてはいけないのはなぜですか?

自然界にはどこにでもボツリヌス菌という細菌が存在しています。現場で採って何も加工せずにすぐに瓶詰めしたはちみつには、ごく稀にこの菌が入り込むことがあります。1歳以上になれば、この菌は腸内で繁殖しませんので安全です。しかし、腸内細菌の少ない乳児では、この菌が体内に入ると乳児ボツリヌス症を発症してしまうことがあります。この為、1歳未満の乳児には食べさせないように指導されています。(妊娠中の方・授乳期間中の方は問題なくお召し上がり頂けます)